慶應義塾大学理工学部電子工学科  神成研究室

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実験室アルバム <矢上キャンパス31棟102,104>

可視新型固体レーザー開発

青紫色半導体レーザーを励起に用いた最新の可視域レーザーの開発を行っています。 世界最高出力の青紫色半導体レーザーを用いて,赤,オレンジ,緑,青のあざやかな可視域レーザーとその波長変換による深紫外域レーザーを開発しています。レーザー発振を自分で達成した時のあの感動は4年生には衝撃的だと思います。
 可視,深紫外域には沢山の産業応用があり,我々はそういったレーザーを一新する意気込みで開発しています。この研究は,現在,紛れもなく世界のトップを走っています。


2009年 慶應テクノモール出典映像: Blue semiconductor laser excitation - praseodymium multicolor laser



直交位相振幅スクイーズドパルスおよび量子もつれ発生実験

神成研の中では最も繊細な実験装置です。ショットノイズを下回るノイズ特性を得るためのスクイーズド光をフェムト秒レーザーとファイバ非線形光学で発生し,さらに量子もつれ状態を発生させる実験です。制御工学で習った,PID制御で光共振器を安定化し,少しの誤差も許さないよう神鬼たる思いで実験しています。その達成感たるや・・。












全固体モード同期チタンサファイアレーザー開発
フェムト秒レーザーを発生するチタンサファイアレーザーは,全世界でおそらく何10万台と科学研究に使用されていて,多くのレーザーメーカー(残念ながら外国製)が今でも凌ぎを削っています。我々は,青紫あるいは緑色半導体レーザーを用いて,今までにない半導体レーザー励起モード同期チタンサファイアレーザーを開発しました。数年したら,全部このレーザーに置き換わるのも夢ではないはず。










実験室アルバム <新川崎K2スクウェアK棟-103>



慶應義塾大学のサテライトキャンパスで,大型研究を行っている教員がスペースを借り上げて研究をしています。矢上キャンパスからは徒歩で25分ですが,理工メディアセンターから定期的に無料バスが往復していますので,講義に合わせて行き来できます。


フェムト秒レーザー再生増幅器および広帯域光発生装置














フェムト秒レーザーを高出力化するには,周波数チャープ増幅という方法を使った増幅が必要になります。以下の写真は,励起用のグリーンレーザー,再生増幅器の外観,そして,希ガスの非線形効果を用いて超広帯域なレーザーを実現する中空ファイバです。複雑なレーザー装置ですが,これらを学生同士で調整して実験します。レーザーおよび光学実験の固まりみたいな実験系ですが,正にレーザー研究を行っている実験室という旗艦装置です。




































フェムト秒レーザー波形整形器
神成研が20年前から開発して,世界中の何処にも負けないノウハウを築き上げ,今もさらに進歩し続けているフェムト秒レーザー波形整形器です。神成研で所有する3台のフェムト秒レーザーにはすべて1台以上の波形整形器が設置され,他の研究機関では真似できない自在なパルス制御のもとでの研究が進められています。

フェムト秒レーザー走査型近接場顕微鏡
フェムト秒の時間分解能でかつ,100nm以下の空間分解能のもとで光と物質の相互作用を研究するための本研究で自作開発した顕微鏡です。フェムト秒レーザー技術の粋がここに集約されています。

飛行時間計測型質量分析器
東京大学大学院理学系研究科山内薫教授との共同研究で使用したイオン質量分析器です。エタノールの分子をフェムト秒レーザーで励起して解離イオン化した際のイオン種を詳細に計測できる装置です。この計測とフェムト秒レーザー波形整形器を組み合わせて最適制御が可能になります。

















導波路型新固体レーザー開発
光波を制御するという視点から,新型の固体レーザー開発をK2でも実施しています。これは,某企業との共同研究で,守秘義務で内容は,ここまで。残念。

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