慶應義塾大学理工学部電子工学科  神成研究室

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2015年度

応用物理学会2016年春季学術講演会で4年生4名を含む12件の発表を行う!



2015年度の研究の締めくくりとして、3月19日から東京工業大学大岡山キャンパスで開催された第63回応用物理学会春季学術講演会において研究成果を発表しました。今年は、4年卒業で社会に出る、植田君、片野さん、さらに修士留学予定の川森君、神成研に修士で残る肥田君ら4名が卒業研究の成果を堂々と発表しました。さらに、修士、博士課程の学生らが発表し、総数としては13件の発表を行いました。神成研の発表領域は光・フォトニクスの分野内でも広く分布しており、研究テーマの広さを発信できました。2016年は、レーザ分野の国際会議の数が昨年ほど多くはないですが、さらに研究内容のレベルを引き上げて国際会議発表、公刊論文発表につなげましょう。
  以下は、論文タイトルと登壇者氏名(学年/所属)です。
1. 金テーパー構造におけるフェムト秒プラズモン集光特性の向上に向けた数値モデル計算
     片野利佳(B4)
2. ファイバ入射パルスの最適化制御による周波数モード間直交位相もつれ生成
     川森泰貴(B4)
3. SF-STAMP光学系を用いたマルチスペクトラルイメージング
     肥田遼平(B4)
4. 希ガス封⼊中空ファイバ及び石英薄板を用いた超広帯域フェムト秒光パルスの発生
     植田隆太(B4)
5. 超短レーザパルス直描Pr:フッ化物導波路レーザ作製
     佐藤拓哉(M1)
6. フェムト秒Ti:sapphireレーザの第二高調波直描によるNd:YLF導波路レーザ
     佐藤拓哉(M1)
7. 緑・青色InGaN半導体レーザの波⻑多重励起によるTi:sapphireモード同期レーザ
     澤田亮太(M1)
8. 青色LD直接励起 可視Pr3+:YLFレーザ
     飯島功大(M1)
9. 二探針走査型近接場光学顕微鏡を用いた超高速表面プラズモンの時間波形計測
     小島康裕(M1)
10. フォトニック結晶ファイバを用いたスクイーズド状態の大規模並行生成に関する数値解析
     保坂有杜(M2)
11. 全導波路型Talbot共振器内第2高調波発生によるレーザーアレイの同位相化
     廣澤賢一(三菱電機)
12. 単一アト秒パルス用回折限界集光システムの開発3
     田丸裕基(理研)

レーザー学会年次大会において8件の研究成果を発表




修論発表直前!! 余裕の月島もんじゃ焼きコンパ開催



 修士論文発表会まで残すところ1か月。怒涛の研究追い込みのスケジュールの合間を縫って、月島「まぐろ屋本店」でもんじゃ焼きの会を開催しました。今回のコンパの幹事は、学生が忙しいので先生が引き受けてくださいました。午前中からの11月の月例会発表で先生にこってり絞られても、さあ明日からまた頑張るぞと気持ちを切り替えて明るくみんなとワイワイできるところが神成研のいいところです。でも、M2の方々、ホントもう1か月切りましたよ。飲んでる場合じゃないと思うのですが。

第2回 Home KAMIng Day 開催についての案内


神成研夏合宿@鬼怒川温泉


 神成研究室、毎年恒例の夏合宿を鬼怒川温泉にて行いました。今年はBBQや川下り、日光江戸村などを楽しみました。都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた環境での生活は非常に良い気分転換になったと思います。また宴会ではB4から先輩へのプレゼントが用意され、そのユニークな内容に非常に盛り上がりました。今年も夏合宿を通して、研究室の仲間たちとの絆もより一層深まったと思います。その絆を糧に秋学期も熱心に研究に取り組んでいきましょう。

CLEO-PR 2015にて神成研から7件の発表、M1鈴木君がBest Student Paper Award受賞


 韓国の釜山にて、8月24日から28日にかけてCLEO-PR 2015 (The 11th Conference on Lasers and Electro-Optics Pacific Rim)が開催されました。神成研究室からは神成先生の招待講演、D3宋君、M1の飯島君、小島君、澤田君、鈴木君の6件の口頭発表とM1佐藤君のポスター発表がありました。この会議は2年に1回、環太平洋地区で開催される国際会議で、アジア圏はもちろんのことヨーロッパからも多くの発表があり、最新の研究成果が活発に議論されていました。M1は5人全員が卒業研究+αの内容で発表を行いました。引き続きこの勢いで研究成果をあげていきましょう。

神成先生(左)・宋君(右)

飯島君(左)・澤田君(右)

小島君(左)・鈴木君(右)

会議場(左)・佐藤君(右)

 また、この会議で分野から1名に与えられるBest Student Paper Awardを鈴木君が見事受賞しました。
おめでとう!

表彰式の様子(左)・賞状(右)

韓国滞在中は韓国料理も海雲台の街並みも満喫し、M1一同にとって良い経験になったのではないでしょうか。
神成先生とM1でケジャン専門店にて夕食



2年後のCLEO-PR 2017はシンガポールでの開催予定です。次回も参加できるよう研究を頑張ろう!

CLEO/Europe-EQEC 2015にて神成研から堂々7件の研究発表



ドイツのミュンヘンにて、6月21日から25日にかけてCLEO Europe 2015 (The European Conference on Lasers and Electro-Optics 2015)が開催されました。神成研究室からはD3の宋君、M2の田中君、正木君、M1の飯島君からの4件の口頭発表とM2の伊佐君、狩山君、保坂君からの3件のポスター発表がありました。今年のCLEO Europeは採択率が50%と言われており、発表は狭き門であったにも関わらず神成研の採択率はめでたく100%でした。神成研の研究レベルの高さがうかがえますね。
D3、M2の学生は国際学会も慣れたもので世界中のプロの研究者に対して堂々の発表、非常に好評価を得ていました。M1飯島君は初めての国際学会での口頭発表という事もあり、かなり緊張していましたが、発表練習の甲斐あってしっかりと発表する事が出来ました。

学会会場(左)・発表風景(右)

学会の開催されたドイツの名物といえば、なんといってもビールとソーセージです。 毎晩おいしいビールやドイツ料理を堪能しました。写真はそんなおいしいドイツのビール、ソーセージの中でも特に皆に人気があったミュンヘン名物のヴァイスビールとヴァイスソーセージ。ヴァイスソーセージは鮮度が命のため午前中の間しか食べる事ができません。まさに地元でしか食べる事のできない料理ですね。


1Lジョッキのヴァイスビール(左)・ヴァイスソーセージ(右)

また、学会の合間を縫ってミュンヘン観光もしてヨーロッパならではの美しい街並みや歴史を肌で感じてきました。これもやはり国際学会の醍醐味の一つですね。観光名所は豪華絢爛な内装で有名な「レジデンツ」や一日では回りきれないほどの膨大な敷地と多彩なコンテンツを持つ「ドイツミュージアム」、シンデレラ城のモデルにもなった「ノイシュヴァンシュタイン城」も足を延ばして訪れました。 次のCLEO Europe は2年後、また神成研究室として研究成果を挙げて皆でヨーロッパを堪能したいものですね。

ミュンヘンの街並み


レジデンツ内部


ドイツミュージアム入口(左)・光関連のブース(右)


シンデレラ城のモデルになったノイシュヴァンシュタイン城にて

SPP7 (The 7th International Conference on Surface Plasmon Photonics) にてM2の正木君、M1の小島君が発表



イスラエルのエルサレムにて、5月31日から6月5日にかけてSPP7(The 7th International Conference on Surface Plasmon Photonics)が開催されました。神成研究室からは修士2年の正木君、1年の小島君の2名が参加し、口頭発表を行いました。この会議はプラズモンダイナミクスに関して非常にレベルが高い学会であり、そこに集まった海外の一流の研究者と議論を交わせたことは非常に有意義であったと思います。


会議の開催地であるエルサレムはその歴史的背景から様々な人種、宗教の人々がおり、日本では感じることのできない独特の雰囲気に包まれていました。学会の合間にはエルサレム旧市街を探索し、ユダヤ教の聖地である嘆きの壁や、キリストが処刑された場であり、その墓とされる聖堂を有する聖墳墓教会などを訪れました。その厳かな雰囲気には圧倒されるばかりでした。


エルサレム旧市街

会議の中日にはBanquetが行われ、おいしい食事やお酒、研究者たちとの歓談、音楽を楽しみました。

Banquetの様子

次回のSPPは2017年、台湾で行われます。次の会議での発表を目指して日々の研究をがんばりましょう。

理工学部創設75周年 寄付金銘板披露 「神成研究室」掲示

CLEO:2015 (Conference on Lasers and Electro-Optics 2015) にてM1の鈴木君、澤田君が発表

アメリカのサンノゼにて、5月10日から15日にかけてCLEO:2015 (Conference on Lasers and Electro-Optics 2015)が開催されました。 神成研究室からは修士一年生の2人が参加し、鈴木君が口頭発表、澤田君がポスター発表を行いました。2人とも海外で開催される国際学会は初めての経験でしたが、発表練習を重ねた結果、良い発表をすることができました。


学会会場のサンノゼは自然に囲まれたとても綺麗な街並みなので、お昼休みは会場近くの緑地帯を散歩してリフレッシュしていました。緑地帯ではセグウェイに乗っている人もちらほら見かけられ、さすがシリコンバレーと思わせられます。


綺麗な街並みもさることながら、サンノゼは美味しいレストランも多く、滞在中は食事においても充実した日々を過ごすことができました。特に、先生にご馳走してもらったステーキは、日本ではお目にかかれないような大きさ(27オンス=約760g)で十二分にアメリカを堪能することができました。

帰りの飛行機はサンフランシスコ空港発だったので、搭乗までの時間はサンフランシスコの街を観光してきました。サンフランシスコといえばケーブルカーやゴールデンゲートブリッジが有名ですね。今回は時間がなかったので、ゴールデンゲートブリッジの近くまでは行くことができませんでしたが、その分、フィッシャーマンズ・ワーフと呼ばれる漁港で海の幸を満喫してきました。



振り返ってみると食事ばかり堪能している気がしますが、国際学会は海外の文化に触れる機会が得られてありがたいですね。また次回の国際学会でも良い発表が出来るように頑張りましょう。

The 3rd International Conference of Advanced Lasers and Photon Sources において,13件の論文発表 澤田君は最優秀学生発表賞!!



 4月23-24日,みなとみらい横浜で開催された第4回ALPS国際会議で昨年度の研究成果13件を発表しました。昨年は神成先生が議長を務めたこの会議でしたが,今年は阪大の宮永教授にバトンタッチされ,昨年よりもさらに規模を拡大してレーザー光源開発に関する国内外からの発表が2日間,口頭発表とポスター発表で行われました。今年も予稿集のデザインはOGの中村葵さん(リコー)が担当し,上のようにプロの域に到達したようなすばらしさでした。

 口頭発表は,招待講演を中心にシニアな研究者の発表が組まれましたが,神成研からは,M2の伊佐君,M1の鈴木君,澤田君が口頭発表に選ばれました。澤田君は,見事にThe Best Student Awardの3名のうちの1人に選ばれました。M1の2人は5月にSan Joseで開催されるCLEO 2015での発表の前哨戦でしたが,かなり英語を練習して質問も無難に切り抜けていました。卒業研究が終わったばかりなのに,お見事でした。
 残りの10名は,展示会場に併設されたポスター会場で発表しました。学生ポスター発表賞には残念ながら選ばれませんでしたが,やはり国内開催とはいえ英語での発表は手ごわかったようです。

The Best Student Award受賞の澤田君


最終日に発表者全員で

研究室恒例のSpring Colloquium を湘南村で開催

 4月11-13日の2泊3日で,研究室毎年恒例のSpring Colloquiumを湘南村で開催し,2015年度のKick-offを行いました。新4年生を含む全員からレーザー分野のトピックス紹介発表があり,さらに大学院生からは今年度の研究提案があり,厳しい意見が飛び交っていました。新4年生のチーム配属も決定し,研究室運営のルール確認,安全講習会も済ませて,いよいよ新学期スタートです。
 さあ,今年も新しい研究成果であっと言わすぞ!!




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