慶應義塾大学理工学部電子工学科  神成研究室

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2016年度

第64回応用物理学会春季学術講演会


2017年3月14日〜17日にパシフィコ横浜で開催された第64回応用物理学会春季学術講演会において神成研究室の5名の4年生を含む10名が研究成果を発表しました。4年生はいずれも卒業論文研究の内容で、2月の卒論発表以降に追加実験した結果を含めて堂々と発表しました。5名とも神成研に修士課程まで残るため、春学期中に開催される国際会議での発表も決定しており、いよいよ国際学会デビューです。以下は、論文タイトルと登壇者氏名です。
1. 478-および520-nm半導体レーザ直接励起Ti:sapphireレーザ 杉山直仁(B4)
2. 石英薄板アレイにおける自己位相変調、誘起位相変調を用いた超広帯域フェムト秒光パルスの発生 山口勇輝(B4)
3. アルミニウムテーパチップを用いた400 nmと800 nmにおける超高速プラズモンパルスナノ集光 富田恵多(B4)
4. 多段量子パルスゲートの設計と量子シミュレータへの応用 大塚翼(B4)
5. 広帯域局部発振光を用いた真空スクイーズド光パルスの測定 富田雅也(B4)
6. 超高速表面プラズモンパルスのナノ集光を用いたナノ領域非線形分光 小島康裕(M2)
7. 周波数チャープパルスのスペクトラルフィルタリングを用いた全光学超高速25枚連射イメージング (M2)
8. 光ストリークイメージングによるフェムト秒レーザ誘起屈折率変化の観測 佐藤琢哉(M2)
9. スーパーコンティニウム光の周波数モード光子数相関解析 保坂有杜(D1)
10. InGaN半導体レーザ励起Pr:YLFレーザの第三次高調波発生 田中裕樹(D2)


山口君の口頭発表の様子

2016年度冬合宿@栂池高原(長野県)


神成研究室,毎年恒例の冬合宿を2/8-2/10に栂池高原にて行ないました。冬合宿ではスキー・ボードを楽しんだり、旅館でゆっくり過ごしたりと日ごろの疲れを癒すことができました。夜には宴会を行ない、例年以上に大いに盛り上がりました。
また、栂池高原のゲレンデ中腹には「豚のさんぽ」というレストランがあります。ここのお店は「唐揚げグランプリ金賞」、「カレーフェスティバル全国第2位」いう輝かしい実績を誇っており、贅沢にもその両者を組み合わせたまさに最強の唐揚げカレーを食べることができます。味については好みですので言及しませんが、興味のある方は是非お試しください。

唐揚げカレー(左)、集合写真(右)

レーザー学会学術講演会第37回年次大会@徳島大学にて田中君(D2)と鈴木君(M2)が口頭発表


2017年1月7日から9日までの3日間、徳島大学常三島キャンパスにて開催されたレーザー学会年次大会にて、田中君(D2)と鈴木君(M2)が口頭発表を行いました。田中君は神成研でのこれまでの窒化ガリウム系半導体レーザー直接励起固体レーザーのについて招待講演として30分間発表し、鈴木君はフェムト秒レーザーを用いた超高速カメラに関する研究の進展について発表し、聴講者との議論も非常に活発でした。

鈴木君(左)と田中君(右)の口頭発表の様子。

徳島の名産である海産物や徳島ラーメン、うどん、鳴門金時、地酒なども堪能しました。

来年のレーザー学会年次大会は、京都にて開催です。

The 31st International Congress on High Speed Imaging and Photonics(ICHSIP 31)にてM2鈴木君が発表



大阪にて、11月7日から10日にかけてThe 31st International Congress on High Speed Imaging and Photonics (ICHSIP 31) が開催されました。この会議は高速度イメージングとフォトニクスに特化した国際会議で、高速度カメラを用いた高速現象からアト秒領域の現象の観測、高速イメージングを実現する装置の開発に関するに関連する様々な報告がありました。神成研究室からはM2の鈴木君が口頭発表を行いました。国内外の研究者との議論に加え,会議と併設されている企業のブースでは実際に製品の高速度カメラ(1台数千万円以上!)を見ることができたりと有意義な会議でした。

次回のICHSIP32は2年後にオランダで開催予定です。

M2鈴木君がコニカミノルタ光みらい奨励金(2015)を受賞



2015年度コニカミノルタ光みらい奨励金をM2鈴木君が受賞しました。11月2日に日本光学会年次学術講演会Optics & Photoncis Japan (OPJ2016)にて表彰式が開催されました。これは公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団からの助成によるもので新産業の創出につながるようなポテンシャルの高い光科学技術を進歩させるために、次世代を担う独創的な研究の奨励ならびに若手研究者の育成を目的としています。この賞に恥じぬよう今後も研究に邁進しましょう!

国際会議Advanced Solid State Lasers (ASSL@Boston)にてD2田中君が発表



10月30日から11月3日の5日間ボストンで開催された国際会議Advanced Solid State Lasers (ASSL)にて博士課程2年の田中君が、フェムト秒ファイバ増幅器についてポスター発表を行い、ポスター発表賞を受賞しました。本会議は名前の通り固体レーザーだけにフォーカスしたものであることもあり、非常に深いディスカッションが出来たようです。
ボストン名物のロブスター、オイスターなどの海鮮グルメも堪能しました。特にロブスターロール(写真右下)はボリューム満点でオススメの一品です。
来年のASSLは名古屋で開催です。

2016年度 学部3年生向け研究室個別説明会のお知らせ

2016年度学部3年生向け研究室個別説明会を以下の日程で開催致します。
・11/7(月) 18:00~19:30 @DS44(14棟4階)
・11/9(水) 15:00~16:30 @DS33(14棟3階)
・11/10(木) 16:00~18:30 @DS63(14棟6階)
・11/14(月) 18:00~19:30 @DS53(14棟5階)
詳細は以下のページをご覧下さい。
  学部3年生研究室個別説明会の詳細

新川崎K2キャンパスにてBBQを開催

10月10日、新川崎のK2キャンパスにおいてBBQを開催しました。11時半ごろには準備も整い、午前中から乾杯!「ビールは午前から飲むものだ」と先生・先輩もご機嫌な様子でした。やる気満々の先生がネットで調べて作ってくださった、玉ねぎのホイル焼き、豚キムチ、焼きリンゴetc、どれも美味しくいただきました。4時を過ぎてもまだまだ食べる学生たち。「おまえらよく食うな」と先生からお褒めの言葉をいただけました。片付け終わったころには5時も過ぎ、楽しい時間はあっという間です。気分転換も出来たところで、秋学期も研究を頑張りましょう。

応用物理学会機関誌「応用物理」に固体レーザーに関する解説論文が掲載

応用物理学会の和文機関誌である「応用物理」の10月号に解説論文「可視InGaN半導体レーザー励起固体レーザー開発の進展」が掲載されました。これまでの神成研究室での新規固体レーザー開発を含めた青・緑のInGaN半導体レーザーを励起に用いた固体レーザーの展開についてコンパクトにまとめられています。
https://www.jsap.or.jp/ap/2016/10/ob850856.xml
※学会員でないと本文は読めません。

2016年夏合宿@伊豆長岡

神成研究室、毎年恒例の夏合宿を8/7-8/9に伊豆長岡で行いました。今年は温泉で日頃の疲れを癒し、またBBQやワイナリーツアーでは自然を見ながらの美味しい食事やお酒を楽しむことができ、とても良い気分転換となりました。夜は宴会を行い、メンバー間の親睦をより一層深めることができたかと思います。
秋学期からは研究がさらに本格化しますが、頑張っていきましょう!

国際会議Nonlinear Photonics 2016にてD1保坂君が発表



オーストラリア・シドニーで9/4-8に開催されたNonlinear Photonics 2016にD1の保坂君が参加しました。 この会議では非線形光学に関する多くの発表が行われ、保坂君はファイバの多体系量子非線形伝搬に関するポスター発表を行いました。 シドニーは大変物価が高く(500 mlのペットボトルの値段が300円から400円くらい)、なかなか贅沢な食事をとることは出来ません。しかし、学会の参加者が無料で参加できるバンケットでは、コースディナー飲み放題付き、ライトアップされたオペラハウス、国外の様々な分野の研究者たちとのディスカッション、と大満足の内容だったそうです。

国際会議NFO-14にてM2小島君が2件の発表



静岡県浜松市にて,9月4日から8日にかけて,NFO-14が開催されました.NFOは2年に1回開催され,今年で14回目となる近接場光関連の専門会議です. 神成研究室からはM2の小島君が口頭とポスターで2件の発表を行いました.世界の第一線で活躍する研究者と議論を交わすことができ,有意義な学会であったと思います.
学会の合間には浜松名物のうなぎや餃子などを楽しみました.また,海外から来た研究者と一緒に食事をする機会もあり,研究だけでなく文化についての理解も深まりました.

次のNFOは2年後フランスで開催されます.次回の国際会議でも高いレベルの発表ができるように研究に邁進してもらいたいです.

Imaging and Applied Optics (2016) にてM2鈴木君が発表



ドイツ・ハイデルベルグにて、7月25日から28日にかけてImaging and Applied Optics (2016)が開催されました.この会議はイメージングと応用光学に特化した会議で,ディスプレイやホログラムなどのイメージングに関連する様々な報告がありました.神成研究室からは, M2鈴木君が超高速イメージング(SF-STAMP)の内容に関して口頭発表を行いました.初の海外一人旅になりましたが先週のUP2016に続いての海外ということもあり,大きなトラブルに遭うこともなく無事に発表を終えました.やはり,ドイツはビールの本場ということもあり,会議のバンケットであったネッカー川クルーズでもたくさんのビールが出てきました.ハイデルベルグは,フランクフルトから特急で約1時間の位置にある街で,ハイデルベルグ城やドイツ最古の大学であるハイデルベルグ大学があり歴史を感じることができる場所でした.ハイデルベルグ城からの見た街並みはとても素晴らしかったです.ドイツ滞在中は海外の研究者と話をする機会にも恵まれ,とても有意義な経験を積むことができました. このような経験ができるのも神成研ならではだと思います.

来年は,CLEO-EUがミュンヘンで開催される年なので,研究を頑張りみんなでドイツにビールを飲みに行きましょう!

The 20th International Conference on Ultrafast Phenomena (UP2016) にて神成先生とM2鈴木君が発表



アメリカ・サンタフェにて、7月17日から22日にかけてThe 20th International Conference on Ultrafast Phenomena (UP2016) が開催されました。神成研究室からは,神成先生とM2鈴木君がポスター発表を行いました.この会議は隔年で開催される超高速現象に特化した専門会議であり,世界各国から集まった研究者たちが熱い議論を繰り広げていました.M2鈴木君もこのような場でポスター発表を行い非常に良い刺激を受けることができました.

会場(左)・M2鈴木君(右)

サンタフェまでは日本から約1日を掛けての長旅でしたが,滞在中は神成先生と共にニューメキシコ料理やアメリカ料理を満喫しました.日本では味わえない風景や食事,文化を味わうことができるのも国際会議に参加できることの魅力です.

次のUPは2年後に開催されます.今後の研究も頑張りましょう!

CLEO:2016(The 36th Conference on Lasers and Electro-Optics 2016)にてD1の保坂君,M2の小島君,M1の肥田君が発表



アメリカのサンノゼにて,6月5日から10日にかけてCLEO:2016 (The 36th Conference on Lasers and Electro-Optics 2016)が開催されました.CLEOは,1981年から続くレーザ分野では最大規模の国際学会であり,神成研究室からは,D1保坂君,M2小島君によるポスター発表と,M1肥田君による口頭発表がありました.D1,M2の学生は発表にも慣れたもので,さすがの堂々とした発表でした.M1肥田君も,緊張気味でしたが,研究の成果を存分に披露することができました.国際会議発表を通じて,自ら研究を世界へと広めると同時に,世界のトップレベルに身を置き,物事を考察する良い経験ができ,モチベーションの向上へとつながりました.

発表の様子 D1保坂君(左)・M2小島君(中央)・M1肥田君(右)

また,滞在中の食事や観光も,国際学会ならではの楽しみの1つですね.ハンバーガーやステーキなど,全てが驚愕のボリュームであり,アメリカを十二分に堪能することができました.

サンノゼ近辺では,Appleの本社やStanford大学が観光地としても有名ですね.また,カルトレインという列車に乗れば,サンフランシスコへと足を延ばすこともできます.サンフランシスコではフィッシャーマンズ・ワーフと呼ばれる漁港にてアシカの群れに出会ったり,圧巻の重厚感を誇るゴールデンゲートブリッジを渡ったりと充実した時間を過ごすことができました.

来年度のCLEO:2017は5月14日から19日にかけてサンノゼにて開催されます.今後の研究も頑張りましょう!

The 5th International Conference on Advanced Lasers and Photon Sources (ALPS'16)にて神成研から7件発表.M2鈴木君Best Student Oral Paper Award,D1田中君・M2小島君Best Student Poster Paper Award受賞!



パシフィコ横浜にて、5月17日から20日にかけてOptics and Photonics International 2016 Congress (OPIC 2016) の専門会議の1つとしてThe 5th International Conference of Advanced Lasers and Photon Sources (ALPS’16) が開催されました。神成研究室からはM2澤田君・鈴木君,M1肥田君から3件の口頭発表とD1田中君,M2飯島君・小島君・佐藤君の4件のポスター発表が行われました.この会議は毎年日本で開催される国際会議であり,国内外のレーザー光源の最新の動向がアジアのみならずアメリカ・ヨーロッパからの参加者によって議論されました.M1肥田君は,6月にSan Joseで開催されるCLEO:2016前の国際会議デビュー戦でしたが堂々と発表していました.この勢いでCLEOではさらにいい発表を目指そう.  また、この会議でThe Best Student Paper Award (Oral 3名:Poster 3名) のうち,M2鈴木君がBest Student Oral Paper AwardをD1田中君とM2小島君がBest Student Poster Paper Awardを見事受賞しました.おめでとう!

(左)発表者たちで (右)表彰式の様子

神成先生とBest Student Award受賞の3人で (看板のデザインはOGの中村さんが担当)

来年のALPS'17は4月開催予定です.4年生は国際会議デビューを目指して頑張りましょう!
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